今回のテーマは『トレーニングの立案』についてです。
そこで、肩こりと頭痛に悩んでいるAさんをモデルに、トレーニング手順をSOAPに沿って説明していきます。
そもそもSOAPとは…
Subjective:主観的情報(お客様の話した内容などから得られる情報)
Obejective:客観的情報(検査などから得られた客観的な情報)
Assessment:評価(SとOの内容から分析や解釈を行った総合的な結果)
Plan:計画(Aに基づいて決定したトレーニング方針や内容、生活指導など)
の頭文字をとったものとなります。
では、早速ひとつずつ見ていきますが、
その前にAさんのトレーニング前の状態です。
Subjective:主観的情報
肩こりで頭痛あり、仕事は接客業で7㎝ほどのヒールを履いて立ちっぱなし。
肩も上まであがらない。
持病により、やせ型で筋肉量が少ない。
Obejective:客観的情報
頚部の可動性はそれほど悪くはない。
肩の可動性は立位では135°までしか挙がらないく、腰も反って重心が前方に移動しすぎる。
しかし、仰向けに寝た状態では両肩ともに170°まで挙がる。
Assessment:評価
仰向けでは肩は挙がるので、肩関節の可動性は問題ない。
ただ、立位になると肩が挙がらなくなるのは、
・重力に抵抗して腕を挙げる際の肩甲骨を安定させる筋の活性不良(筋発揮のタイミングなど)
・重心を正しくコントロールできず、バランスを取るために身体を無意識に固めている
ということが可能性として考えられる。
これらにより、肩から首にかけての筋緊張が増し、
肩こりや頭痛の原因となっているのではないかと推測できる。
Plan:トレーニング計画・内容
重力に対して肩甲骨の安定性の獲得
重心を正しくコントロールするために腰椎-骨盤の安定性の獲得
このように順を追ってトレーニング進めていくと…
しっかりと肩も挙がるようになり、肩首周りもすごく楽になったとのことです!(もちろん個人差はあります)
しかし、トレーニングも治療もその時だけ良くすなればいいという考えでは、
症状が再発することなく改善するということは難しいので…
・継続したトレーニングで症状を安定させるための身体作り
・食事栄養面や生活習慣の改善
など、長期的な取り組みが絶対に必要となってきます。
(Aさんの場合は持病や、仕事でヒールを履くことによる重心の変化に対してのアドバイスをしております。)
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