DOGOではアスリートのパフォーマンス向上のトレーニング指導だけでなく、怪我からの競技復帰を目指している選手のトレーニングも実施しています。
そこで今回はリハビリ中の選手がどのような食事を心掛けたらよいかを紹介します。
目次
・リハビリ中に栄養を意識する理由
・特に意識すべき栄養素
・まとめ
リハビリ中に栄養を意識する理由
①負傷した身体が正常に修復されるためには、必要な栄養素をしっかりと摂取する必要があります。
②リハビリ期間は心身ともにストレスが大きいため、体内のビタミンやミネラルの消耗も激しくなります。
③リハビリ段階によっては運動量が急激に低下するため、摂取カロリーが過剰になることなく必要な栄養素をしっかり摂ることが重要
特に意識すべき栄養素
①たんぱく質をしっかり摂る
組織の修復に最も欠かせないのが、たんぱく質です。
肉、魚介類、卵、豆類など毎食必ずどれかは摂取するよう心掛けましょう。
②低脂質に努める
リハビリ中は摂取カロリーが過剰にならないように余分な脂質を摂らないようにしましょう。
例えば、鶏肉はモモ肉ではなくささみ肉や胸肉に、豚肉や牛肉はモモ肉やヒレ肉にすることで脂質を抑えることができます。
また、お肉を焼くのではなく、蒸したり、しゃぶしゃぶにすることで脂質を減らすことができます。
③魚の油は積極的に摂る
魚の油は『オメガ３脂肪酸』に分類されます。オメガ３脂肪酸は炎症を抑える働きがあると期待されており、さんま、さば、ぶり、まぐろ、イワシといった青魚に多く含まれています。
④ミネラルをしっかりと摂る
マグネシウム、亜鉛、鉄、セレンなどのミネラルは抗酸化物質として作用し、適切な摂取は筋肉の収縮、酸素運送、抗酸化能力などに関与している。
まとめ
損傷組織の修復に必要な栄養素が不足すれば、損傷組織の回復は遅くなります。
『運動量が減っているから体重を増やさないために食べない！』ではなく、摂取カロリーが過剰にならないように栄養価の高いものを選んで食べるということが、リハビリ中には特に重要となってきます。
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