こんにちは!
Performance & Conditioning Laboratory DOGOの
トレーナー佐藤です!
ところでみなさん。
最近なんだか疲れがとれにくい・・・
やる気が出ない・・・
気分が憂鬱・・・
すぐにストレスが溜まる・・・
なんてことはありませんか?
ネガティブな出だしで申し訳ございません。
書いているとなんだか私もネガティブになってきました。笑
今日お話しするのはホルモンバランスについてです!
特にこの季節(梅雨の時期)はホルモンバランスが崩れやすく憂鬱な気分になる人が多いです。
ではなぜこの時期はホルモンバランスが崩れやすいのか?
そのような状態の時はどうすればいいのか?
原因や対処法について書いていきたいと思います!
- 梅雨の時期に憂鬱になりやすい原因
- 対処法
1,梅雨の時期に憂鬱になりやすい原因
雨の日が続くと、それだけでなんだか出かける気にもならないし、気分が下がってしまう方は多いと思います。
ただ「雨だから」という理由だけではなく、もちろん生理学的にちゃんとした理由があります。
私たち人間には体内時計が存在します。
睡眠覚醒リズムや体温のリズム、食物の消化・吸収・代謝機能、ホルモンの分泌などにも概日リズム(サーカディアンリズム)が観察され、その多くが体内時計によって制御されています。
憂鬱な気分になりやすい原因は人によって様々だとは思いますが、この体内時計が大きく関わっていることは確かです。
コルチゾールやアルドステロンといった副腎皮質ホルモンは、早朝の時間帯に分泌が高まり、睡眠促進作用をもつメラトニンは、夜間に松果体から分泌されます。
●睡眠促進作用をもつメラトニン
メラトニンは光によって調整されるため朝、光を浴びることで体内時計がリセットされ活動状態に導かれます。太陽の光を浴びる機会が減ってしまう梅雨の時期に体内時計が乱れる1つの原因といえます。
また、強い光を浴びるとメラトニンの分泌が抑制されるため、夜間でも強い照明を浴びると睡眠覚醒リズムを乱してしまうことになります。
なので、寝る前にパソコンやスマートフォンを見ることも、メラトニンの分泌を抑制し睡眠を乱す原因の1つとなります。
特にスマートフォンを寝る前に見る方は多いのではないかと思います。
寝る前は我慢して、部屋を暗くしてすぐに寝ることをお勧めします!
●ストレスから生成されるコルチゾール
心身がストレスを受けると急激に分泌が増えるのがこのコルチゾールです。
別名「ストレスホルモン」と呼ばれたりもします。
長期的に過剰なストレスを受けると分泌が高まり、うつ状態や不眠症、生活習慣病などのストレス関連による疾患につながります。
ストレスを溜めないことはもちろんですが、ストレスを発散することも重要です。天気が悪いとついつい引きこもりがちですが、気分転換に少し出かけたりすることはホルモンバランスを整えるために必要なことです!
では具体的にどんな対処法があるのかいくつか例を出してみましょう!
2,対処法
先ほど記述したように、梅雨の時期に憂鬱になりやすいのはホルモンバランスの乱れが大きく影響しています。
①晴れたら少しでも太陽の光を浴びよう!
まずはこの時期、太陽になかなか浴びる機会がないのはある程度仕方ありません・・・
とは言え、5月の間ずっと太陽が出ない。なんてことはないはずなので、晴れた日には少しでも散歩に出かけたり、休憩中に外に出てみたり、そんな小さなことでもいいので始めてみてください!
朝起きてシャーッとカーテンを開けてみるのもいいと思います(^^)
特に朝、太陽の光を浴びることを意識してください!
体内時計をリセットしてから1日をスタートさせましょう!
②睡眠の質を上げて疲れを残さない!
睡眠の最初の4時間で、どれだけ身体が回復できるかが決まります。
遅くまでの飲酒や食事はもちろん、寝る前のカフェイン摂取や激しい運動も睡眠を妨げてしまう原因になります。
また、日中の活動が睡眠にも大きく影響します。ストレスを過度に感じたり、活動量が少なすぎるとより良い睡眠にはつながりません。
今一度、ご自身の普段の生活習慣を見直してみてください。
寝る前はできるだけリラックスし、遅い時間のアルコールやカフェインは避ける。スマートフォンなどの光もできるだけ避ける。
すぐに実践できるので試してみてください!
朝スッキリ起きられるかもしれません。
③適度な運動でストレス発散!
適度な運動は、「セロトニン」や「ドーパミン」など幸せホルモンと呼ばれるホルモンを分泌する効果があると言われています。「セロトニン」は上述した睡眠促進作用をもつ「メラトニン」を分泌するための原料でもあるので、睡眠にも大きく影響します。避けられるストレスは避けるのが一番ですが、どうしても避けられないものもあると思います。なので発散することが大切です!
運動も身体に対する負荷なのでストレスホルモンであるコルチゾールを分泌させることになります。
え、じゃあ運動したら余計にストレスが!?と思うかもしれませんが、普段から運動をしている人はこのコルチゾールに身体が慣れているため、ストレスに強いと考えていただくのがいいと思います。
ストレス耐性を高めるためにも運動は最適ということですね!
ということで、簡単にお話ししましたが他にも私たちの身体では様々なホルモンが分泌され、心身に大きく影響しています。
今自分の中でどんなホルモンが分泌されていて何が足りなくて・・・なんてことは気にしなくていいです!
生活習慣を見直し、食事・睡眠・運動から変えていくことで自然と身体は良い状態になっていきます。
これはきっと5月病だから仕方ない・・・と諦めず、どうせ同じ時間を過ごすなら気分よく過ごしたいですよね!
運動も1つの方法としてぜひ取り入れてみてください♪
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