今回は年齢とともに起こるロコモティブシンドロームについて解説していきます。ロコモティブシンドロームとは何なのか、そして皆さんの日頃の運動習慣が今後の生活にどれだけ重要なのかを知っていただければと思います!
【ロコモティブシンドロームとは】
運動器障害のために立ったり歩いたりするための身体能力(移動能力)が低下した状態がロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)です。ロコモティブシンドロームは、日常生活にそれほど大きな支障のない人でも実は進行していることが多くあります。ロコモティブシンドロームの進行は将来の介護が必要なリスクを高めます。
【自分はロコモティブシンドロームに当てはまる?】
移動能力の低下、身体機能の低下といわれてもなんとなく自分は違うと思っている方、多いのではないでしょうか?
そこで、まず最初にロコモティブシンドロームを簡単にチェックしてみましょう!
★ロコモチェック★
□片足たちで靴下がはけない
□家の中で躓いたり滑ったりする
□階段を上がるのに手すりが必要
□家のやや重い仕事が困難である
□2㎏程度の買い物をして持ち帰るのが 困難である
□15分くらい続けて歩くことができない
□横断歩道を青信号の間に渡りきれない
皆さんどうですか。1つでもチェックがついてしまったというかたは多いのではないでしょうか。
【要介護・要支援の原因】
皆さんご存じですか、要介護、要支援の原因として認知症や脳血管疾患に次いで転倒・骨折・関節疾患が原因として多くなっています。
【運動習慣の重要性】
日常生活はある程度問題なく過ごせていても身体は老化の一途をたどりロコモティブシンドロームは日々進行しています。気づかない老化を防ぎ、元気で健康な日常生活を長く過ごすためにも重要なのが運動習慣です。運動には身体機能、認知機能の低下を抑え、日常生活で起こりうる骨折・転倒のリスクを下げる効果があります。
【どんな運動をすればいい?】
運動するといっても何をすればいいのか分からないといった方は多いのではないでしょうか。今回はそんな皆さんに自宅でできる簡単なストレッチやエクササイズを紹介します。
動画もあるのでぜひ試してみてください‼
①チェストオープナー
回数:左右ゆっくり8回
https://vimeo.com/765584218?share=copy
②SLR
秒数:30~40秒
https://vimeo.com/855262913?share=copy
③スクワット
回数:10回を3セット
https://vimeo.com/855267867?share=copy
④ニーアップ
秒数:10回×3セット
https://vimeo.com/855268314?share=copy
👆の4つのエクササイズに加えて20分程度散歩ができたら尚良しです。若々しい自分を保つためにもみんなで運動しよう!
【9月からDOGOでロコモ予防教室開催!!!】
DOGOではロコモティブシンドロームの予防教室を開催します。
まだ日常生活を過ごせている人が今後も安心して日常生活を送れるようにという思いから予防教室を開きます。皆さんの今後の生活が明るく楽しい毎日になるようにサポートしていけたらと思います。
DOGOでは豊富なトレーニングツールを使用し楽しく充実したトレーニングを提供します。また、DOGOスタッフは医療系国家資格を有したトレーナーが在籍し、専門的な観点からトレーニング内容を考案します。これからも若々しく元気で健康に過ごしたいと思う方は是非一度体験にお越しください。
詳細は下記に記載しております。
対象年齢:65~80歳
対象:日常生活は送れているが少し不安な人~要支援1
日時:毎週水曜日、木曜日、土曜日
9:00~10:00
料金:7700円(4回/月)
13500円(8回/月)
内容:日常生活で必要な筋力、バランス、持久力、基礎動作、認知
の能力を引き出すトレーニングプログラムになります。
持ち物:動きやすい服装、室内シューズ
担当スタッフ:青野(理学療法士)
お問い合わせ: ☎089-908-6363