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皆さん、こんにちは。
Performance & Conditioning Laboratory DOGO
コンディショニングコーチ、ピラティスインストラクターの大西です。
今回は座っていると自然に呼吸が浅くなるについてお話していきます。
人は一日に約2万回呼吸を行っています。普段約2万回行っている呼吸を意識的に行うことって少ないですよね??
私たちが無意識に行っている呼吸は、安静時呼吸と言われ、横隔膜の弾性とわずかに外肋間筋が胸郭を広げることで行われています。
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横隔膜は安静時呼吸量の75%を占めるため、呼吸に与える影響は多大です。しかし人は重心位置の影響で下のイラストのように丸まった姿勢になりがちです。これは、身体を丸めることで胸郭(胸椎・肋骨・胸骨から構成されたもの)と骨盤の位置を正中に近づけ重心位置を中心に保つ作用があるためです。なのでよっぽど気を付けている、または適切な姿勢保持筋力がある場合でないといつのまにか丸まった姿勢になってしまいます。
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この丸まった姿勢をとっていると下の写真のように横隔膜の正しい張力がなくなってしまい横隔膜自体の機能が低下してしまいます。下の写真の赤い線が横隔膜で左側の絵が正しく横隔膜が張った状態です。
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横隔膜の機能が低下し呼吸が浅くなることで呼吸補助筋が過剰に働くのですが呼吸補助筋が過剰に働くことでより丸まった姿勢になりやすくなります。また、呼吸が浅いことで疲れやすい、自律神経の乱れなど様々な影響がでます。
デスクワークの方ほど日常的に呼吸や姿勢を意識したトレーニングを取り入れていただきたいと思います。
《参考文献》
胸郭運動システムの再建法
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